出産で医療費控除したら確定申告でいくら戻る?計算が簡単に出来るiPhoneアプリ

確定申告書類

サラリーマンで年末調整しているからうちは確定申告は関係ないわ~という人でも、

去年妊娠・出産している人は医療費控除の確定申告をしたら払いすぎた所得税の還付金として、いくらか戻ってくる可能性があります。

妊娠出産でかかった費用(実費)とその他病院代(家族全員分)が10万円を超えていたら、医療費控除の申請を考えてみた方が良いですよ。

でも医療費控除の金額の計算って、計算方法とか難しくてよくわからない…

という方でも、アプリを使えば医療費控除の還付金の計算を簡単にできます(*^^*)

確定申告をすれば数万円得した♪って事にもなる可能性も。

なお、今回は旦那さんや出産したママが給与所得者で、源泉徴収票を会社からもらっている場合の説明になります。

自営業で確定申告が必要な場合はやり方が違いますのでご注意くださいね。

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妊娠・出産の医療費控除で還付金はいくらくらい戻るの?

妊娠・出産って何かとお金がかかるもの。そんな時に払い過ぎた税金が戻ってくるなら利用したいものですよね。でも、実際に還付金としてどれだけ戻ってくるのか、どうやってやるのかってよくわからないですよね。

医療費控除ってこんな制度

1年間(1月1日~12月31日)に多くの医療費がかかった時に確定申告の還付申告をすることで、払った税金の一部を戻してくれる制度です。

普通、サラリーマンでは会社が年末調整で税金の過不足を調整してくれますが、出産や入院、歯科矯正などで医療費が多くかかった年には、翌年に自分で確定申告しないと払い過ぎた税金は戻ってきません。

また、医療費控除の申告をすると所得税だけでなく次の住民税や保育料算出に影響する可能性も出てきます。これが数万円得するかもという話になっていきます。

出産医療費控除の期限は5年

確定申告の期間は、毎年2月16日から3月15日あたりですが、医療費控除の為の確定申告であれば、「還付申告」といって、確定申告の期間とは関係なくできます。期限は、医療費が発生した年の翌年1月1日から5年間提出することが可能です。

確定申告書を提出する義務のない人でも、給与等から源泉徴収された所得税額や予定納税をした所得税額が年間の所得金額について計算した所得税額よりも多いときは、確定申告をすることによって、納め過ぎの所得税の還付を受けることができます。この申告を還付申告といいます。
還付申告書は、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができます。

引用:国税庁HP「還付申告とは」より

出産で医療費控除 年またぎした場合は?

医療費控除はその年発生したものをその年の所得から控除できるものです。ですので妊娠出産でトータルで70万円くらいかかったとしていても、年またぎをしている場合には、それぞれの計算になります。

例えば、初診・妊婦健診が4月からで、1月に出産した場合。妊娠でかかった前年の費用と出産費用は合算できません…。1月に出産って一番控除金額が少なくなっちゃうんですよね…(うちはこのタイプでした涙)

1年間で全て妊娠・出産を済まされた場合は一番お得ですね。

医療費控除の確定申告 金額の目安は

ただ、医療費控除は絶対誰でもお金が戻ってくるからやった方がお得!とは言い切れません。ただし医療費がどれだけかかったら医療費控除の確定申告をした方がいいかの金額の目安は、所得によっても決まるんです。

例えば、戻ってくる還付金が100円…とかだったら、赤ちゃんのお世話をしながら確定申告する方が大変ですよね…^^;

金額の目安については後ほど紹介する、iPhoneアプリで計算してこれなら手間をかけてもやる意味があるという時にやるのが良いかと思います。

医療費控除の金額 いくらから申告OK?

  • 家族全員あわせて支払った医療費合計が1年間で10万円を超えた場合
  • 1年間の所得金額が200万未満で家族全員の医療費が所得金額の5%を超えた場合

のいずれかになります。

医療費控除の申告者は誰がやるのがお得?

医療費控除の申告は、パパ、ママどちらでも行なえます。

でもどちらの方が還付金が戻るかどうかは、下記の還付金計算式にある所得税率などによっても変わります。

一般的には、所得税率が高くなる高所得の人が申告した方が、還付金は多くなります。

医療費控除の金額の計算方法

還付金計算式

1年間に支払った医療費の合計ー保険金などで補てんされる金額ー10万円または所得が200万未満の場合は所得金額の5%=医療費控除額(最高200万円が上限)

医療費控除額x所得税率=還付金の金額

所得税率

2016-02-16_17h50_13

還付金計算式としてよくこんな風に説明されていますが、これを読んで、

なるほど~!じゃあ○万円が戻るのね♪(^o^)とはなかなか計算できませんよね…(汗)
というか、出産後にこんな計算、頭がクラクラしてきます(笑)

なので、もう面倒な話は置いておいて、

まずは還付金がどれくらいもらえるのか?を計算してみましょう!
今は便利なアプリがあります♪

還付金の計算をしてみて、なんだこれだけか…と、赤ちゃん抱えながらやる手間じゃない…と思えばそれはそれでOKですしね。

また、パパとママどちらで申告した方がお得か計算してみるとわかりますね。

医療費控除の還付金を簡単に計算できるアプリ

医療費控除の還付金の計算に必要なものは「源泉徴収票」です。

まずは勤務先からもらっている源泉徴収票をご用意ください。

それと、医療費の大体の合計額を出しておきましょう。

税得アプリをインストール

このアプリで税金の計算を簡単にできます。

税得【2015年版】税のおトクをカンタン計算
カテゴリ: ファイナンス, ビジネス

 

 

アプリを開くと、医療費控除とあるので、ボタンをタップ

医療費控除の金額のシミュレーションをしてみましょう。

医療費の合計金額と、詳細をタップして、保険金等で補てんされる金額を入力する。

例の場合、妊婦健診、出産等でかかった合計額:72万円、出産育児一時金42万円を補填される金額として入力しています。

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保険金などで補填される金額って?

かかった医療費から差し引くものとして、

  • 出産育児一時金(育児一時金付加金含む)
  • 高額療養費
  • 医療保険の入院給付金、手術給付金
  • 医療費の補てんを目的として支払われる損害賠償金等

などがあります。

妊娠・出産で関係しそうな補填される金額としては、出産育児一時金と、帝王切開などで医療保険から保険金がおりた場合などですね。

なお、働いているママがもらえる「出産手当金」は差し引く必要がありません。

 

源泉徴収票の金額を入力

年収が400万円(額面)の場合給与金額を400万円で、設定ボタンをタップし、源泉徴収票を選び、源泉徴収票の金額を入力します。

源泉徴収票から、支払金額と、所得控除の額の合計額を入力。

還付金の計算結果として、以下のように表示されます。

医療費控除の金額計算例

給与(年収額面)400万円
医療費合計:72万円
補填される金額:42万円(出産育児一時金)

として出た計算結果になります。

所得税節税額:10200円
所得税還付金として戻ってくるお金です。
確定申告で指定した、振込口座に振り込まれます。

住民税節税額:20000円
次の住民税が安くなるお金になります。

所得税は前払いで先に見込みとして徴収される税金なので、今回のように控除を申告すれば、還付金として戻ってくる可能性があります。

住民税は前年の所得に対して算定されて決まるので、医療費控除でこれからかかる住民税が安くなる事になります。

なお、この金額は大体の医療費控除の目安となりますので、実際の確定申告では若干ずれる可能性があることをご注意ください。

医療費控除の対象一覧も確認できる

この税得アプリでは、「控除対象となる医療費を調べる」をタップすれば、どんなものが医療費控除の対象になるのかの判定表が表示されるので便利です。

桶谷式の母乳マッサージって医療費控除になるんですね~。

医療費として認められるもの・認められないもの

どんな費用が医療費として認められるのか例としてあげておきます。

  • 妊婦健診費(補助券使っても更に実費で支払った費用)
  • 入院・分娩費
  • 診療費・治療費
  • 歯の治療費
  • 治療を目的とした歯科矯正費
  • 通院にかかる交通費(公共機関のみ)
  • 電車やバスでの移動が難しい場合のタクシー代(出産入院の時など)
  • 治療のための薬代
  • 医師が必要と判断した松葉杖、コルセットなどの購入費

医療費として認められないもの

  • 予防接種の費用
  • 差額ベッド代(医師の判断による場合は医療費として認められる、個室しか空いていないなど)
  • 自家用車で通院した時のガソリン代や駐車料金
  • 里帰り出産の帰省費用
  • 疲労回復・健康維持のためのビタミン剤・サプリメントなど

医療費控除の確定申告をすることで保育料が低くなる場合も

医療費控除を申告することで、住民税の課税所得額が低くなるので、保育料が下がる可能性が出てきます。

保育園の保育料は住民税額の算定表で細かく階層が区切られているので、控除で1つ下の階層になれば、保育料が2000円~3000円(月額)で変わってくる場合があります。(自治体の保育料算定基準によります)

年間にすれば、2万~3万円です。それって結構大きいですよね。

平成27年4月から保育料算定が世帯の住民税の所得割課税額に変更に

これまで保育料は世帯の所得税額を基礎として決定していましたが、平成27年4月からは、世帯の住民税の所得割課税額を基礎として決定します。そのため、収入が前年度と変わらない場合であっても階層が変更となることがあります。

世田谷区の保育料算定のPDFより引用

こういった関係もあって、所得税での還付金は少ないからいいや~と思っても、住民税は所得税よりも所得控除の金額が少しずつ少ないので、医療費控除をするかしないかでも影響度が変わりそうですね。

保育園を検討されている方、上の子が通っている方などは要チェックですね。

幼稚園の保育料も変わる可能性あり!

うちは働いていないし、幼稚園だし~という人も実は変わる可能性が出てくるのですね。

2015(平成27)年4月から、新しく始まった子ども・子育て支援新制度によって、新制度に移行した幼稚園では、保育料の算定も住民税の所得割課税額で算定されるようです。

上の子が幼稚園で、下の子出産の際には関係が出てきます。

なので医療費が多くかかった年は医療費控除をしておいた方が良さそうです。

確定申告の期間

基本的には毎年2月16日から3月15日までとなっています。

ですが、医療費控除の為の確定申告であれば、還付申告といって、確定申告の期間とは関係なくできます。

確定申告書を提出する義務のない人でも、給与等から源泉徴収された所得税額や予定納税をした所得税額が年間の所得金額について計算した所得税額よりも多いときは、確定申告をすることによって、納め過ぎの所得税が還付されます。この申告を還付申告といいます。
還付申告書は、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができます。

国税庁HP No.2035 還付申告ができる期間と提出先より引用

なので、税務署が混雑している確定申告期間に、赤ちゃん連れで出向かなくてもOKです。

それに郵送でも受け付けてくれるので、確定申告書と、袋に医療費の領収書、明細書をいれた状態で、封筒で郵送しても大丈夫です。

まとめ

妊娠・出産した年というのはお金が何かとかかって、子供が生まれた事に喜びも感じると共に、お金の心配も増えていきますよね。

多くの医療費がかかった年には、医療費控除の確定申告をして少しでも還付金を受け取りたいもの。

でも、還付金の計算ってなんだかわかりにくいし、どのくらい戻るのか簡単に計算したいものです。

源泉徴収票と、かかった医療費の合計がわかれば、iPhoneのアプリで簡単に、所得税の還付金と、住民税が安くなる金額がわかります。

今回は、

医療費控除の説明

医療費控除の申告者は誰がお得?

医療費控除で戻ってくる金額の計算式

医療費控除を簡単に計算できるアプリの紹介

所得税の還付だけではない、住民税額も変わる、保育料にも影響

という話をまとめてみました。

確定申告となると大変そうですが、受け取れる還付金の計算結果を見て決めても良いと思います。

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2016年ももうすぐ終わりですね

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