Windows10のパソコンに買い替えたので、パソコンにiPhoneのバックアップと写真を保存したいと思いドハマリしました。
Windows10でiPhoneを認識しない場合って2通りあるんですよね。ここでハマりました。
- Windows10のiTunesでiPhoneを認識しない
- Windows10のポータブルデバイスとしてiPhoneを認識しない(エクスプローラーにデバイスが表示されない)
私がやりたかった事は、
- iTunesでもiPhoneを認識させiPhoneのバックアップを取りたい
- マイコンピュータ(PC)にポータブルデバイスとしてiPhoneを認識させ、iPhoneの写真をパソコン内に保存(インポート)したい
Windows10でiPhoneをiTunesと同時にポータブルデバイスとして認識させる方法をご紹介します。iPhoneに音楽を取り込みたいけど、デバイスが表示されない人も参考になると思います(*^^*)
iTunesでは認識されているけど一向にポータブルデバイスで認識してくれない!という場合には、一番最後の項目を確認してみてくださいね。
どうしてもWindows10、iPhone5Sで、iTunesに認識できない!という方がいらっしゃったのでその方の事例を最後に追記しました(2017/1/23)
Windows10でiPhoneを認識させる準備
Windows10パソコンにiPhoneをApple純正Lightning USBケーブルで接続する。
純正のケーブルを使った方があれこれ悩まなくていいのでまずは純正を使いましょう。
そうするとタンタラタン♪というメロディがWindows10から流れます。
iPhoneの画面に「このデバイスに写真やビデオへのアクセスを許可しますか?」と出ているので【許可】をタップ。
「このデバイスは、お使いのiPhoneに接続されているときに、写真やビデオにアクセスできるようになります。」とありますが、パソコンからiPhoneに接続する時に、写真やビデオにアクセスしますよ~!という許可を与える必要があるのです。
Windows10でiPhoneを認識しない(iTunesでの場合)
iTunesでiPhoneが認識された状態だと以下のようにiTunes画面の左側のメニュー画面で、デバイスにiPhoneのアイコン・名前が表示されます。※画像はiTunes バージョン12.5.1.21のものです。
iTunesを起動してもiPhoneのアイコンが表示されない、認識できない場合。
Windows10でiPhoneを認識するドライバーがきちんとインストールされているかまずチェックします。
Windows10でiPhoneのドライバーがちゃんとインストールされているかチェック
まずWindows10のデバイスマネージャーを確認します。
デバイスマネージャーはウィンドウズスタートメニューの【Windowsボタン】を右クリックするとショートカットメニューが現れるのでデバイスマネージャーにアクセスします。
そのほか、設定→デバイス→デバイスマネージャーでもアクセス可能です。
iTunesで認識がうまくいっている場合、デバイスマネージャー画面の「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」のセクションの中に「Apple Mobile Device USB Driver(アップルモバイルデバイスUSBドライバー)」としてドライバーがきちんとインストールされている状態になります。
パソコンに接続する周辺機器(今回の場合iPhone)を作動させるために必要なソフトウェアの事
このApple Mobile Device USB Driverが表示されていない場合、ドライバーを手動で更新してインストールする必要があります。
Windows10でApple Mobile Device USB Driverのインストール方法
Apple Mobile Device USB Driverの手動アップデートのやり方は上のポータブルデバイスの「Apple iPhone」のアイコンの所で右クリックして、「ドライバー ソフトウェアの更新」を選択します。
詳しい手順はAppleのiPhoneサポートページに書いてありましたので、そちらを引用します。
「ドライバー ソフトウェアの更新」を選択します。
「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」を選択します。
「コンピュータ上のデバイス ドライバーの一覧から選択します」を選択します。「ディスク使用」ボタンをクリックします。ボタンが表示されていない場合は、携帯電話や記憶装置などのデバイスカテゴリを選択します (リストに表示されている場合)。
「次へ」をクリックします。「ディスク使用」ボタンが表示されるはずです。
「参照」をクリックして、「C:\Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」に移動します。
「usbaapl」ファイルをダブルクリックします 64 ビット版の Windows をお使いの場合、このファイルの名前は「usbaapl64」になります。ここに「usbaapl64」が表示されない場合、または「Drivers」フォルダがない場合は、「C:\Program Files (x86)\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」の中を探してください。
ファイルの選択ウインドウで「開く」をクリックし、「次へ」をクリックしてから、「終了」をクリックします。
Apple Mobile Device USB Driverを更新しようとしてもエラーが出てしまってうまくいかない場合
私はなぜか、うまくいかなかったのでポータブルデバイスからApple iPhoneのデバイスの削除を行ってみました。
そしてiPhoneをパソコンから抜いて、Windowsの再起動を行い、またiPhoneを接続してみるとApple Mobile Device USB Driverは認識されており、iTunesを起動すると無事に認識するようになりました。
なんだかわからないうちに解決したパターンです(汗)
デバイスの削除を行っても別にiPhoneの中身のデータが削除されるわけではないので安心してくださいね。
これでWindows10のパソコンでiPhoneがiTunesに認識できて、復元用のバックアップも取れたので、よしよしと思っていたのですが。
しかし今度はまた別の問題が…
iPhoneの写真をWindows10のパソコンに保存しようと、画像の一括取り込み、インポートをしようと思っていたのに、今度はiPhoneがコンピューター上のドライブとして認識してくれません。
Window10でiPhoneが認識しない(ポータブルドライブとして編)
iPhoneの写真をごっそり保存したいので、Windows標準機能の画像のインポートするには、iPhoneがコンピュータ上、エクスプローラーで認識してもらわないといけないのです。
が、iPhoneのアイコンが表示されません。
通常はPCのアイコンから(前はマイコンピュータ)アクセスするとフォルダ画面になって、デバイスとドライブのところにiPhoneが表示されます。
右クリックすると画像とビデオのインポートで、iPhoneの写真取り込みが一括でインポートできるので便利なんですが、iTunesで認識されるようになったら、こっちでは認識されなくなってしまいました。
↓これで本当ならiPhoneの画像とビデオのインポートが出来るのに…
設定→デバイス→自動再生の設定で無事に認識できるように
Windows10のスタートメニューから設定で、デバイスといくと
デバイス→自動再生にいくと、下にApple iPhoneという項目があったので、iPhoneが接続された時の自動再生方法をここで設定できるのです。
「毎回動作を確認する」を選んで設定画面を閉じました。
そしてまたiPhoneをパソコンから外し、パソコンを再起動、iPhoneを接続し直すと、Windows10の画面の左下あたりにこんな通知画面が表示されます。それでここをクリックすると、次の操作を選べるので、写真とビデオのインポートを選びました。
この通知画面がいつの間にか消えてしまうとどこにいったかわからなくなるのですが、「PC」からフォルダ画面を表示すると、無事にiPhoneがドライブとして認識された状態になっていました。
Windows10からWindowsフォトという写真管理アプリが追加されたようなのですが、iPhoneの写真を一括インポートに関してはこちらの方が、月ごと、1枚1枚ごとなどの個別選択・範囲選択でのインポートができるようになったので、使い勝手が良くなったように感じます。
色々やってみたけど、iPhoneがうまく認識されない場合
実は画像の一括インポートが済んでから、あれこれいじったらまた認識がうまくいかなくなって調べたのですが、iPhoneの写真に追加がない場合、デバイスとして認識しない…というWindows側?のお世話?な機能だったようです。
ですので、どうにもこうにも認識してくれない!という場合には、iPhoneのカメラで写真を撮影・画面のスクリーショットでも何でもいいので、写真を追加してから、パソコンに接続等やり直してみてください。
デバイスの自動再生が機能してきちんと認識されるように私はなりました。
Windows10でiPhoneが認識しない場合のまとめ
ちょっとハマりやすいので、もう1回まとめますね。
- 接続するケーブルをApple純正にしてみる(認証ケーブルでも大丈夫なはずですが一応念のため)
- iTunesで認識するようにまずApple Mobile Device USB Driverをインストールして、iTunesでiPhoneが認識されるように設定
- 設定→デバイス→自動再生→iPhoneの設定で毎回動作を確認する OR 写真とビデオのインポート(フォト)に設定しておく
- iPhoneに追加の写真が1枚でもある状態にしておく。
- iPhone取り外し、Windows10再起動後、iPhone接続
- Windows10でポータブルドライブとしてiPhoneが認識されない場合、iPhoneで写真を撮影して写真を1枚以上新しく追加して、再接続させてみる
認識しない場合、iPhoneに写真を撮って1枚以上新しく追加させておく。ここハマりやすいので注意です!
iPhoneが認識されない場合の、iTunesのアンインストールとケーブルについて
(2017/1/23追記)コメントでWindows10 Home 64ビットでiPhone5SがiTunesで認識されない。Apple Mobile Device USB Driverの更新(インストール)を行おうとしても、usbaaplが見つからない。という質問がありました。再度、iTunesの再インストールしても変わらないとのこと。
iTunesのアンインストール(削除)が完全に行われていないとApple Mobile Device USB Driverがうまく更新されない可能性がありますので、以下の関連コンポーネントを削除して再インストールをするで試してみていただいたら、無事にできたとの事です。
Windows 7 以降で iTunes とその関連ソフトウェアコンポーネントを削除して再インストールする
https://support.apple.com/ja-jp/HT204275
プラス、認証ケーブルを使っていたが、Appleの純正ケーブルに変更した事でも認識成功されていたので、念のためApple純正ケーブルに変更が良さそうです。こういうパソコンのトラブルは複雑化しやすいので、消去法で疑いのある奴は消していくのがオススメです^^;
iPhoneの写真をバックアップしたいのに、どうにもこうにもうまく認識できない場合は
Googleフォトを利用して写真バックアップや転送アプリを使ってパソコンに転送する方法もあります。
とにかくiPhoneの写真・動画のバックアップを取りたいという場合には以下のiPhoneの写真をパソコンに保存する方法まとめを参考にしてみてください。