
iPad Pro 10.5インチってサポートいつまで?
いつまで使えるもの?
2017年に発売されたiPad Pro 10.5インチ。
わが家でも、かつては息子がメイン端末として使っていましたが、最近はスマホ(iPhone)とパソコンの使用が増えて、現在はサブ的な端末として使用しています。
動画視聴やLINE、Discode、ZOOMなどには今も問題なく使えていますが、「実際いつまで使えるのか?」調べた情報をまとめていきます。
iPad Pro 10.5はいつまで使える?まだ使っている現役での使用感レビュー
- iPadOSのサポート終了と今後のアップデート対応
- 2025年時点の動作状況(子供が使っているリアルな使用例)
- 対応OS・アプリの互換性(iPadOS・YouTube・学習アプリなど)
- iPad Pro 10.5インチ(2017)スペック一覧
iPadOSのサポート終了と今後のアップデート対応

iPad Pro 10.5は2017年に発売されたモデルですが、2024年秋リリースの「iPadOS 18」には非対応となりました。
つまり、iPad Pro 10.5の最終対応OSは「iPadOS 17」ということになります。
我が家の端末も実際にiPadOS17台で止まり、iPadOS 18には更新できていません。
2025/8/2時点でのOSは17.7.9となります。
ただし、現時点ではアプリの互換性もあり、動画・WEB・読書・チャットなどの用途であればまだまだ実用的に使えます。
2025年時点の動作状況(子供が使っているリアルな使用例)
わが家では、iPad Pro 10.5は今では“サブ端末”として使われています。
高校生の息子は、現在はスマホ(iPhone)やパソコンでゲームやLINE、Discodeなどをやっています。
それでも、iPad Pro 10.5は以下のような場面で今も使用しています。
- 寝室でYouTubeやVODを見る時
- 漫画アプリを読む時
- PDFやClassroom見る時
- DiscordやZoomなどでやり取りするとき
- アラーム
iPhoneでもできますが、少し大きな画面で、ちょっとした作業にはちょうどいいタブレットとして使用しています。
iPad Pro 10.5インチ(2017)スペック一覧
- 発売日:2017年6月
- ディスプレイ:10.5インチ Retinaディスプレイ 解像度:2224 × 1668ピクセル(264ppi)120Hz ProMotion
- プロセッサ:A10X Fusion(6コア)
- メモリ(RAM):4GB
- ストレージ容量:64GB / 256GB / 512GB
- カメラ:
- リアカメラ:1200万画素(ƒ/1.8、4K動画撮影対応)
- フロントカメラ:700万画素(FaceTime HD)
- サイズ:高さ250.6mm × 幅174.1mm × 厚さ6.1mm
- 重量:Wi-Fiモデル 469g、Wi-Fi+Cellularモデル 477g
- カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド
- Apple Pencil(第1世代)対応、Touch ID、Lightning端子、イヤフォンジャック
iPad Pro 10.5はいつまで使えるのか、寿命と買い替えの判断基準
- サポート終了でどうなる?今後使い続けるリスクは
- バッテリー・スペック・ストレージ面から見た劣化判断
- 買い替えるならどのモデル?iPad Pro・Air・無印の違いを比較
サポート終了でどうなる?今後使い続けるリスクは
サポートが終了すると、以下のような影響が出てきます。
- 新機能や改善が受けられない
- 一部のアプリが今後「インストールできない」「アップデートできない」可能性がある
- セキュリティの脆弱性が残る
iPad Pro 10.5は、2024年秋リリースのiPadOS 18には非対応となり、OSアップデートはiPadOS 17が最後となります。
ただし、これは「すぐに使えなくなる」という意味ではありません。
Appleはこれまでにも、OSサポートが終了した古いモデル向けにセキュリティアップデートを配信してきています。

たとえば、2025年7月29日に配信されたiPadOS 17.7.9は、すでにメジャーアップデート対象外となっていた、12.9インチiPad Pro(第2世代)、10.5インチiPad Pro、iPad(第6世代)が含まれていました。
このことからも、
システムに重大な脆弱性が見つかった場合は、iPad Pro 10.5に対しても今後しばらくはセキュリティパッチが配信される可能性がある
と考えられます。
バッテリー・スペック・ストレージ面から見た劣化判断
iPadシリーズの中でも、iPad Proは処理性能やメモリなどスペックが高いため、他モデルに比べて快適に使える・長持ちしやすいシリーズです。
とはいえ、年数が経てばさすがに限界も来るため、以下のような症状が目立つようになったら買い替えのタイミングといえるでしょう。
- バッテリーの持ちが極端に悪くなってきた
- アプリの起動や動作が重い・フリーズが増えた
- 新しいアプリがインストールできなくなった(OSの互換性)
- ストレージがすぐいっぱいになる(64GBモデルの場合)
買い替えるならどのモデル?iPad Pro・Air・無印の違いを比較
2025年現在、iPadのラインナップはかなり多様化しており、買い替え時に「どれを選べばいいのか?」と迷うところではあります。

特に我が家のようにiPad Pro 10.5を長く使ってきている場合、性能はUPしてほしいけどあまり高価なモデルも選ぶほど用途が明確でないといった場合に悩みます。
ここでは、2025最新のiPad Pro(M4)、iPad Air(M3)、iPad(第11世代)を比較してみました。
1. iPad Pro(M4チップ搭載モデル)【最上位・プロ用途向け】
- チップ:M4(iPad最高クラスの処理性能。Macにも搭載)
- メモリ:8GB(256/512GBモデル)/16GB(1TB/2TBモデル)
- ストレージ:256GB / 512GB / 1TB / 2TB
- ディスプレイ:OLED搭載「Ultra Retina XDR」(ProMotion 120Hz対応)
- 生体認証:Face ID(顔認証)
- Apple Pencil:Apple Pencil Pro 対応(ホバー・触覚フィードバックなど)
- 端子:USB-C
おすすめな人
- 高度な動画編集や3D、音楽制作、イラスト作業など、プロフェッショナル用途で使いたい人
- AIや機械学習、最新のApple Intelligence機能を活用したい人
- 最新3Dゲームも快適に動かしたい人

2. iPad Air(M3チップ搭載モデル)【性能と価格のバランス型】
- チップ:M3(多くのクリエイティブ作業に余裕で対応)
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB / 256GB / 512GB / 1TB
- ディスプレイ:11インチ / 13インチのLiquid Retina(60Hz、ProMotion非対応)
- 生体認証:Touch ID(電源ボタン一体型)
- Apple Pencil:Apple Pencil Pro 対応
- 端子:USB-C
おすすめな人
- イラスト・動画・学習など幅広く使いたいが、Proほどのスペックは不要な人
- コストを抑えつつも快適なパフォーマンスを求めたい人
- iPad Pro 10.5からの移行で「失望したくない」という人にもおすすめ

3. iPad(第11世代)【日常使い&価格重視】
- チップ:A16 Bionic
- メモリ:6GB
- ストレージ:128GB / 256GB / 512GB(最小ストレージが128GB~とUP)
- ディスプレイ:11インチLiquid Retina(60Hz)
- 生体認証:Touch ID(電源ボタン一体型)
- Apple Pencil:第1世代/USB-Cモデル対応
- 端子:USB-C
おすすめな人
- 主に動画視聴やネット、SNS、学習アプリ、軽いゲームなどで使いたい人
- とにかく価格を抑えて最新モデルが欲しい人

我が家はiPad 第11世代を購入しました。レビュー記事はこちら


比較表:2025年時点の主要iPadモデル一覧

項目 | iPad Pro 10.5(2017) | iPad Pro(M4) | iPad Air(M3) | iPad(第11世代) |
---|---|---|---|---|
チップ | A10X Fusion | M4 | M3 | A16 Bionic |
ディスプレイ | 10.5インチ LCDProMotion対応 | OLED 11/13インチProMotion対応 | 11/13インチ LCD60Hz | 11インチ LCD60Hz |
生体認証 | Touch ID(ホームボタン) | Face ID | Touch ID(電源ボタン) | Touch ID(電源ボタン) |
Apple Pencil対応 | 第1世代 | 第2世代/Pro | 第2世代/Pro | 第1世代/USB-Cモデル |
端子 | Lightning | USB-C | USB-C | USB-C |
価格帯(参考) | – | 高価格帯(約17万円〜) | 中価格帯(約10万円〜) | 手頃(約6〜7万円〜) |
特徴 | 最高性能&画質 | バランス重視 | シンプル・低価格 |