メッシュWi-FiルーターのTP-Link Deco X60を購入したのでレビューします。
「子供部屋でWi-Fiが繋がらない」
我が家(3LDKマンション)では、この問題に悩まされていました。
リビングの角に置いたWi-Fiルーターから、最も離れた子供部屋。
壁と柱の影響か、2.4GHzですら不安定で「遅い、切れる」と家族からクレーム。
そこで思い切って試してみたのが、TP-Link Deco X60(メッシュWiFi)。
設置は簡単、電波は安定。結果として、角部屋でも“爆速&ストレスフリー”の通信が可能になりました。

Wi-Fiが届かない3LDKマンションの現実
3LDKのマンションに住んでいる我が家では、Wi-Fiの届きにくさがずっと悩みでした。
特にルーターを設置しているリビングの反対側にある子供部屋。壁や柱が多く、2.4GHzでかろうじて繋がるものの速度は不安定、5GHzに至っては接続できない場所も。
オンライン学習や動画視聴が多くなる中で、子供から「遅い」「切れる」とのクレームも増えてきました。
メッシュWiFiという解決策にたどり着いた理由
最初は中継器を追加することで電波を補強しようかと思いましたが、調べていく中でメッシュWiFiという選択肢にたどり着きました。
複数のアクセスポイントで家全体をカバーできる仕組みで、従来の中継器よりも通信の切れ目がなくスムーズ。中でもTP-LinkのDeco X60は設定が簡単で、1台でも広範囲に電波を届けられるとのことで、我が家にはぴったりでした。
Deco X60を設置してどう変わったか
設置後、子供部屋での接続が驚くほど改善。以前は動画などでは時間がかかることもあったのですが、Deco X60では即座に表示。

スピードテストでは以前の4倍~数十倍の速度が出ており、特に5GHzの電波が安定したのが大きな変化でした。
「繋がらない!」と言われることがなくなり、家庭内のネットストレスがほぼほぼゼロに。
これだけでも導入の価値は十分にありました。

ちなみに、うちのインターネット回線(ケーブルTV)は最大で160Mbps回線なので、ほぼMaxって感じです。
角部屋の子供部屋の角までちゃんと電波が届くようになったので、買い替えてみて良かったです。
我が家は3LDKのマンションなので1ユニットのみでOKでした。

TP-Link Deco X60 メッシュWiFiルーターレビュー
見た目もちょっとかわいいなって思って購入したのですが、Deco X60のパッケージはこんな感じ。

パッケージにも書いてありますが、Deco X60の特徴をまとめると以下のようになります。
- 1台でもルーターとして動作
- 1台で最大250㎡をカバー
- 2台、3台と追加してより広範囲をカバーできる
- 最大150台の端末を接続可能
- 2402 Mbps(5GHz)+ 574 Mbps(2.4GHz)のデュアルバンド
- AI搭載メッシュ
メッシュWi-Fiとは?
https://www.tp-link.com/jp/mesh-wifi/
wifiの死角をなくし、家中どこでも途切れない接続を提供するために構築されたシステムです。
従来のルーターでは単一のポイントからwifiを送りますが、メッシュシステムでは複数のアクセスポイントを設置することで、より広範囲までwifiを行き渡らせます。
Deco X60の付属品
箱を開けると埋まっていました。今までのWi-Fiルーターとなんか雰囲気が違いますね。

本体と付属品。電源ケーブルと、LANケーブル、取扱説明書(多言語)が入っていました。

Deco X60はポートが2つなので有線接続が多い場合はハブが必要

注意点としてDeco X60のポートは2つしかありません。1つはインターネットモデムからのケーブルに繋ぐので、有線接続用としては1ポートのみ。
有線LANケーブルで繋げている機器が2台以上ある場合は、スイッチングハブを用意して、LANポートを増設する必要があります。
我が家はデスクトップPC2台ほか有線接続をしている端末が複数あるので、5ポートのスイッチングハブを一緒に購入しました。

購入したスイッチングハブは同じくTP-LINKのものです。

Deco X60の説明書は薄い
取扱説明書は37言語のクイックスタートガイドみたいなのが入っていて、日本語は1ページのみの簡単な説明があるだけでした。
アプリを入れてセッティングしていくのですが、アプリの説明どおりに進めていくことで問題なく設置できました。
公式サイトにも日本語用のマニュアルはなさそうでした。英語版ならあります。
TP-Link Deco X60の特徴・スペック
Deco X60の接続台数は最大150台
今まで使っていたTP-LINKのWi-Fiルーターの接続台数も48台になって繋がりやすくなったと思っていたら、Deco X60の接続台数は、最大150台だそうです。

Deco X60が届く範囲
Deco X60の範囲は、1パックで最大250㎡、2パックで最大460㎡をカバーするようです。
一般的な3LDKのマンションの広さ平均60~70平米ですが、よっぽどの広さじゃない限り、Deco X60 1パック(1個)で大丈夫そうな気がします。
我が家も基本的には以前のルーターでも大丈夫でしたが、壁と柱の加減もあって、角部屋の位置によっては電波が通りにくい箇所がいくつかありましたがDeco X60にして、満遍なく速度が出るようになりました。
一軒家の人は、Amazonのレビューを見ていると各階に置く人が多かったです。

Deco X60の仕様
規格 | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a (5GHz) IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz) |
Wi-Fi速度 | AX3000 5GHz:2402Mbps(802.11ax)*W52&53のみ 2.4GHz:574Mbps(802.11ax) |
Wi-Fi範囲 | 1~3LDK(1パック) |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード |
CPU | 1GHzデュアルコアCPU |
有線ポート | ギガビットポート×2(各Decoユニット) *WAN/LAN自動判別 |
ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 |
保護者による制限 | HomeShield 保護者による制限 プロファイル作成 プロフェッショナルコンテンツフィルターライブラリ 家族時間 就寝時間 オフ時間 利用時間割り当て 家族のオンライン時間ランキング インターネット一時停止 週次・月次レポート |
TP-Link Deco X60のレビューまとめ
子供も成長してくると、子供部屋でタブレットやゲームなど操作する場面も出てくるのですが、一番ルーターと遠い角部屋だったりして、Wi-Fiの電波が届かない・弱い場所があるんですよね。
- 角部屋など電波が届きにくい場所がある
- 子供部屋にもWi-Fi届くようにしたいが中継器置く?
など考えている方は、メッシュWi-Fiルーターを検討してみてはいかがでしょう。

リビングで使っている時でもなんだか速くなった気がします!(気のせい?
