履歴書や検定、習い事などに証明写真が必要な場合ってありますよね。
うちでも子供のスイミングスクールで縦4x3センチの証明写真(スナップ写真可)を2枚用意してと言われて、写真を選びパソコンで作成しました。
今回は、Wordを使いパソコンで写真を証明写真サイズにトリミングする作り方・印刷方法を解説します。
自由なサイズ、好きな枚数で作れるので便利ですよ。
パソコンのWordを使った証明写真の作り方
- ソフトはMicrosoft Office「 Word(2016)」を使用
- パソコンに接続されているプリンター(Wi-Fi接続でも可)
- L版写真用紙(写真印刷用の光沢ハガキ用紙などでも可)
使っているのは、Word2016ですが、以前のWordでもできると思います。
Wordを起動し用紙サイズを変更
Wordを起動し、新規ファイルを開きます。
用紙サイズをまず変更します。
レイアウトタブ→サイズ でプルダウンから、「用紙サイズをL版」に変更します。(ハガキサイズなど印刷したい用紙を選択します)

Wordの余白を狭くする
このままだと余白があきすぎて、印刷できる範囲が少ないので、余白を狭くします。
レイアウトタブ→余白でプルダウンで「狭い」を選択

証明写真用の画像をパソコンからWord文書に読み込む
証明写真にしたい画像をパソコンから読み込みます。
「挿入タブ」→「画像」をクリックし、ファイル選択画面で写真を選択、挿入します。

写真を読み込んだら、右のサイドバーにある「図の書式設定」を出すために、画像を選択した状態で右クリックし、図の書式設定を選択します。
図の書式設定が出たら、トリミング設定ができるアイコン(山の絵)をクリックしてトリミング情報画面を出しておきます。

Wordで写真を証明用写真サイズにトリミング(切り取り)する
画像を選択していると、「書式タブ」が表示され、その中に「トリミング」ボタンがあるので、それをクリックします。
または、画像を右クリックで、「トリミング」ボタンが表示がされるのでそこからでもできます。
トリミングすると、「黒い枠」が写真に表示されます。この状態で、「トリミング位置」で切り取りしたいサイズ(幅、高さ)を指定します。

幅3cmx高さ4cmの証明写真なら、30、40とそれぞれ入力します。(サイズはcmじゃなくmmなので注意)
Wordの特性なのか、30、40と指定しても29.98 mm、39.99mmと微妙にずれた表示になってしまいますが、0.1mm誤差なのでここは気にせずに進めます。

画像がずれている状態ですので、マウスで画像を移動させ、ドラッグアンドドロップで、位置を調整していきます。

トリミングの黒枠に綺麗におさまるように、画像を拡大したり縮小したりして位置を調整できます。

トリミングを確定させるには、「トリミング」ボタンを再度クリックするか、画像以外の余白をワンクリックすることで、トリミング完了になります。

証明写真の枚数を増やすには、トリミング完了した画像を、コピー&ペーストすれば、複数枚同じサイズの証明写真が作れます。

パソコンで作った証明写真を印刷
Wordで作成した証明写真の印刷は、「ファイル」から「印刷」を選び、用紙サイズを確認したあと、プリンターのプロパティで設定を行います。

プリンターのプロパティ画面で印刷設定する
画像はCanon(キャノン)のプリンタープロパティ画面です。メーカー、機種によっても変わりますが、重要な設定部分は以下です。
- フチあり印刷(フチなし全面印刷のチェックを外す)
- 用紙の種類:写真用紙 光沢
- 出力用紙サイズ:L版

Wordで証明写真を作る場合には、フチあり印刷にすることで、ぴったりサイズで印刷されましたので、フチありにした方が良いようです。
フチなし印刷は、フチまで全部印刷する為に、用紙から若干拡大して印刷します。
フチなし印刷で印刷すると、証明写真サイズが若干大きくなってしまいます(縦横1mm位)

まとめ
パソコンのWordソフトを使い、証明写真を作る方法・印刷のやり方をまとめました。
このやり方ですと、自由に様々な証明写真サイズを作ることができるので参考にしてください。
- 英検:3x2.4cm
- 履歴書、国家公務員試験:4x3cm
- パスポート、マイナンバー、簿記検定:4.5x3.5cm
- 国外運転免許申請:5x4cm
パスポート申請用の証明写真は規定が厳しいですので注意。場合によっては通らない可能性があります。
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