Microsoft 365 Personalを毎年1年契約しているのですが、正月明けでサブスクリプションの有効期限が切れた為、ふとこのまま期限切れのままだとどうなるのか?気になったので、更新しないまま放置していました。
結論としては、サブスクリション期限切れ後、2週間放置していたら、Excelの機能がほとんど使えない状態に移行しました。
これでは仕事にならないので、結局サブスクリプションの更新を行いましたが、有効期限切れたらどうなるのか気になっている方の参考になれば幸いです。
ちなみに、Microsoft 365関連のサブスクリプションが切れたらどうなるか?についてネットで調べてみると、猶予期間30日間と書いてあるサイトがありましたが、Microsoft 365 Personalではそれは当てはまりませんでした。Microsoft 365 Businessだと猶予期間も違うかもしれませんのでご注意ください。
Microsoft 365 Personalのサブスクリプション期限切れから放置してみた
Microsoft 365 Personalのサブスクリプション有効期限が近づくと1ヶ月前から「切れますよ~更新してね~」という表示がExcelなどのファイルを開くと表示されるようになります。
サブスクリプション更新 Officeアプリケーションを継続して使えるように○○日までに更新してください
そのまま更新せずに、アラートが出ても無視してExcelを使い続けていました。
サブスクリプションの有効期限が切れると表示されるアラート
有効期限が切れたあとはOfficeを起動すると「サブスクリプションの有効期限が切れています 2021年1月26日にExcelのほとんどの機能が無効になります。再度有効にするには、以下のオプションを選択してください。」というアラートが出るようになりました。
サブスクリプションの期限切れ後も2週間までは普通に使えた
Microsoft 365 Personalのサブスクリプションの期限切れ後どうなったか?というと普通に使えました。
実際に試してみてわかったのは、サブスクリプションの有効期限が切れた後も、Excelを使用していて機能に制限はありませんでした。フィルタ、関数の入力、ピボットテーブルなども普通に使えます。
確認を忘れてしまったのが、マクロの実行です。マクロを使用しなくても良かったので放置していたというのもあるのですが、マクロを使用できるかどうか確認するべきでした…。(試せるのは来年になっちゃいます)
「Officeのほとんどの機能が使用できなくなります」は全く使えないレベルだった
で、有効期限切れから2週間後、「Excelのほとんどの機能が無効になっています」にメッセージが変わりました。
「ほとんどの機能が使用できなくなります」っていうけど、関数とかピボットテーブルあたりが使えなくなるレベルかな~?と思っていたのですが…
本当にほとんど使えないレベルで機能制限されていました。とりあえず出来ることは以下の項目くらいです。
- 既存のファイルを開く
- ウィンドウを拡大する
- ファイルを印刷する
出来ないことを具体的にあげると
- ファイルの新規作成ができない
- 既存のファイルの更新・保存もできない
- 文字修飾、計算、グラフ作成などExcelのあらゆる機能が使えない(更新できないので当たり前なのですが)
- セルのコピーもできない
よくお試し版とかで編集はできるけどファイル保存はできないとかのレベルではなく、本当にほとんどの機能が使えないレベルでの制限でした(汗)
というわけで、さすがにこれでは仕事になりませんのでサブスクリプションの更新を行いました。
サブスクリプションの期限切れ後に更新しても大丈夫なのか?
Microsoft 365 Personalのサブスクリプション有効期限が切れて、「ほとんどの機能が無効になっています」後に更新するにはどうしたらいいか?というと、普通にそのままサブスクリプションの再更新をするだけです。
私はAmazonで「Microsft 365 Personalオンラインコード」をいつも購入しています。
Microsoft公式で更新すると1年払い12,984円(税込)ですが、Amazonで購入の方が少し安く買えるんですね。もうかれこれ5年くらいAmazon経由です。
Microsoft 365 Personalの期限切れを放置してみたら…のまとめ
Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)のサブスクリプション更新の期限を過ぎて放置してみたところ、2週間の経過後にほとんどの機能が使えない状態になりました。
もうOfficeは使わない。使うとしても以前に作ったファイルを表示させて確認のみ!
くらいの人じゃないと、更新期限切れ猶予期間の経過後は全く使えないレベルです。とりあえず参考までに。
この猶予期間は今後もっと短縮されるかもしれません。2021年1月現在では、ということで、ご留意ください。(※短縮されたみたいです。詳細は追記に)
Amazonで購入してMicrosoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)を安く更新する方法については以下の記事を参考にしてください。
【2022追記】サブスクリプション期限切れ3日後に編集不可になる情報あり
2022年8月追記です。コメントで以下の情報をいただきました。サブスク期限切れ3日で新規・編集不可になったとのことです。
2022/8/19時点での検証結果です。
■検証結果
Officeは3日後に新規・編集不可になりました。
OneDriveは5日後に自動同期が停止し、アップロードも出来なくなりました。
「3ヶ月と1週間」はデータ保持され、それ以降はファイルにアクセスできなくなるらしいです。
■Officeの挙動
有効期限(8/14)
1日後(8/15)→新規・編集可能(マクロも含めて全ての機能が使えた)
2日後(8/16)→未確認
3日後(8/17)→新規・編集不可になった(既存ファイルの閲覧と印刷のみ)
■OneDriveの挙動
有効期限(8/14)
3日後(8/17)→自動同期:〇/アップロード:〇/全データ保持:〇
5日後(8/19)→自動同期:×(停止)/アップロード:×/全データ保持:〇
97日後(11/19)→ 「ファイルにアクセスできなくなります」の警告
情報提供ありがとうございますm(_ _)m 危惧していた、猶予期間が短縮されてしまっているみたいです(涙)